バランスボールの有用性
- バランスボール(エクササイズ用ボール)は、上に座ってユラユラとバランスをとるだけの道具ではありません。 上半身から下半身まで、全身の筋肉を鍛えられる万能トレーニングアイテムです。
- 特に私が実感するのは、腹筋、背筋、おしり、太もも等の、「体幹」や「大きな筋肉」のトレーニングバリエーションの豊富さと行い易さです。
- 「大きな筋肉」は、脂肪を燃焼する力も大きいので、バランスボールトレーニングは、ダイエットに最適です。 →バランスボールのダイエット効果について詳しく。
- 球形で柔らかいというバランスボールの特性によって、通常の運動だけでなく、「ひねる」という動作が行い易く、バランスボールならではのトレーニングがおこなえます。
- 球形であるため、不安定な中でバランスを保持しようと、自然に全身の筋肉を刺激することができます。
- また、バランスボールは、トレーニングの動きを補助する事も出来れば、反対に負荷の強度を上げることもできるので、各人のレベルに合ったトレーニングが可能です。
- 工夫次第で新しいトレーニング方法を創り出せるのも、バランスボールの魅力です。
- トレーニングのバリエーションが増えることで、マンネリ化を解消でき、やり易さによって楽しくトレーニングができます。
バランスボールの実績
- 多くの一流プロスポーツ選手が、バランスボールトレーニングを導入しています。
- 一方、多くの医療機関において、病後のリハビリテーションにバランスボールが用いられています。
- このことからも、バランスボールの幅広い有効性が証明されるのです。
バランスボールって邪魔になる?
- 確かに、バランスボールを収納するのは難しいですね。
- しかし、バランスボールは立派なイスになります。 実際に、バランスボールをイスとして使っている会社や学校がいくつも存在するのです。
- バランスボールに座ると、自然に姿勢が良くなりますし、おしりも痛くなりにくいのです。
- 最近は、透明なものやパステルカラーのものなど、種類も豊富ですので、インテリアとしても悪くは無いでしょう。
- どこにも収納出来ないということは(空気を抜いてしまえば別ですが)、いつでも使えるとも言えます。テレビを見ながら等、ちょとした時間に簡単にエクササイズが出来るという点も、バランスボールの良いところなのです。
バランスボールエクササイズのポイントと注意点
- エクササイズをおこなう時は、周辺に物(ダンベル等)を置かないようにしましょう。(転倒時にケガをする怖れがあります)
- 自分の身長に合ったサイズを選びましょう。(ボールの中心に座って、ヒザが90°曲がる位がちょうど良いとされています)
- 各人のレベル、エクササイズの種類に応じて、ボールの空気量を調節しましょう。 空気をたくさん入れてパンパンに膨らませるほど、バランス保持が困難になり、エクササイズも難しくなります。
(空気を入れる量は、各メーカーの指示に従ってください)
- 安全にエクササイズを行なうために、高重量、高圧力に耐えられるボールを選びましょう。(破裂しない物にしましょう)
- 足元が滑らないようにしましょう。 エクササイズ用のマットの使用をお奨めします。
- トレーニング中は自然な呼吸を心がけ、息を止めたり息みすぎたりしないようにしましょう。 力を入れる時に吐き、戻す時に吸うのが基本です。(腹筋ならば、起こす時に吐き、戻るときに吸う)
- 今鍛えているところをキチンと意識しましょう。 トレーニングの効果がグンと上がります。
- 筋肉を鍛える時に大切なのは「左右のバランス」です。身体の中心軸を意識して、左右どちらかに偏らないように、同じ負荷をかけるようにしましょう。
以上のことを常に頭に置いて、バランスボールトレーニングをおこないましょう。右のメニューバーから、体の各部位のトレーニング方のページに行けますので、参考にしてみてください。