★体幹の幅広い筋肉(腹筋、胸筋、腸腰筋)を強化できる、バランスボールならではのエクササイズです。体幹トレーニングはスポーツのパフォーマンスアップだけでなく、ダイエットにも効果的。
(1)横から見た図

(1)
- 図のようにバランスボールに両脚を乗せます。(ヒザの少し上側(太もも寄り)をボールの頂点付近に乗せる)
- 腹筋で体重を受け止めるイメージでバランスを取ります。
- 両腕は肩幅に開き、床面に対して垂直に。
- 腰は伸び切らないように軽いカーブを保ちます。この体勢でスタート。
(2)横から見た図

(2)
- 腹筋で体重を受け止めるイメージを持ち、ボールを膝→太ももへと転がしながらゆっくりとボールの向こう側(足の方)に体を落としていきます。
- 両腕でしっかりと踏ん張り、腹筋、腸腰筋、胸の筋肉を使う意識でゆっくりと。
- 腰は軽いカーブを保ち、伸ばしきらないようにしてください。
(3)横から見た図

(3)
- 踏ん張れる限界手前で、(1)の体勢に戻していきます。
- ヒザを胸の方へ引き付けるイメージで。
- 両腕でしっかりと踏ん張り、バランスボールを転がしながら、腹筋、腸腰筋、胸筋を使う意識でゆっくりと。
- (1)~(3)を可能な回数繰り返します。(例)10回を1セットで3セット。
(ポイント)
- 腹筋、胸の筋肉、腸腰筋、特に腹筋にきちんと負荷がかかるように、脚を乗せるボールの位置を調節してください。
- 常に腹筋に負荷がかかるように行うと効果的です。
- 数より質が大切です。今鍛えているところがどこなのか意識してゆっくり正確におこないましょう。
( 注意点 )
- 腰にも負荷がかかります。コツを掴むまでは特に慎重に行ってください。
- 腰を反らせると痛める危険性が高くなります。腰を伸ばさないように、また、股関節の軽いくの字姿勢を崩さないようにしましょう。
- バランスボールに両ひざを乗せるので、不安定な状態になります。特に始める時と終了する時にバランスを崩しやすいので注意しましょう。
(動画)