- 2013年8月30日 14:16
ここ数年、街を歩いていると、日傘をさしている方を多く見かけるようになりました。
女性ばかりでなく、男性でも日傘を使っている方を見たことがあります。
また、ツバの大きな帽子や、長そで、手袋などを真夏でも着用するのが珍しくなくなりましたね。
これは紫外線の害がメディアで強調されている影響でしょう。
オゾン層の破壊によって紫外線量が増えていると言われたりもします。
そして、現代日本は空前の美白ブーム。
白い肌が美人の条件とされ、シミやソバカスは大変な嫌われ様です。
少しでも陽に当たると大変・・・と、まるで日光に怯えるかのように生活している女性もいるのではないでしょうか?
少し前の日本では、健康のために太陽の光を浴びましょうと言われていたのに。。。
私は常々この風潮は過剰だなあと感じています。
太陽に当たるとビタミンDが作られます。
ビタミンDは骨の生育に重要な役割を果たす栄養素です。
不足すると、骨粗鬆症になりやすいだけでなく、だるく疲れやすくなったり、肩こりや腰痛になりやすくなったり、免疫力が低くなったりするそうです。
今日、国立環境研究所と東京家政大学の研究チームが、住んでいる地域によって、ビタミンD生成に適した日光浴の時間を推定し、発表したというニュースがありました。
http://www.nikkei.com/article/DGXNASDG2903V_Z20C13A8CR8000/
沖縄と札幌では、必要な日光浴の時間が大きく違うようです。
また、紫外線の強い夏と、弱い冬とでも大き違ってきます。
ビタミンDは、魚やキノコなどの食品からも摂れますが、やはり日光浴が推奨されるのです。
それでもやはりシミやソバカス、しわは作りたくない!ですよね。
実は、顔や目立つ所を陽に当てる必要はないんです。
昨年、NHKのためしてガッテンでも放送していましたのが「手のひら日光浴」。
http://www9.nhk.or.jp/gatten/archives/P20121003.html
目立たない手のひらだけで日光浴しても、ビタミンDはちゃんと作られるんです。
この場合も、やはり住んでいる地域によって必要な時間は変わりますね。
私の母は、番組を観て以来、部屋の中で手の平だけでなく、足の裏も陽に当ててます。
確かに足の裏ならもっと目立ちませんよね。
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